作業船/重機紹介Ship introduction
2024.12.26
第28中野丸

本船「第二十八中野丸」は、砂利や石材の運搬・投入に特化したガット船です。遮浪甲板型の堅牢な設計と、富士海事工業㈱で建造された信頼性の高い構造により、効率的かつ安全な輸送を実現します。
本船は総トン495t、全長67.50m、型幅13.40mを誇り、最大1,359tの石材や砂利を輸送可能です。主機関には新潟鉄工所製6M34AGT(1,000 PS)を採用し、11ノットの航海速力を備え、近海エリアでの安定した運航を実現しています。
荷役設備として、四国建機製の「SKK-400GDA」を搭載し、石材や砂利の取り扱い作業を迅速化。また、サンドポンプを備えることで、積荷の効率的な取り扱いにも対応しています。兵庫県家島を船籍港とし、石材輸送の現場で重要な役割を果たす存在です。
1991年の竣工以来、30年以上にわたり運航されてきた「第二十八中野丸」。その信頼性と性能は、石材運搬事業を支える重要な柱として高く評価されています。