事業内容Business
地盤改良事業
家島建設は技術部において地盤改良工事を専門業者として請け負っております。地盤改良工事は、その成果が見え難い分野ですが、地震大国である日本では非常に重要な技術です。この分野において、自社の施工機を保有し、国内でもトップクラスの実績と、30年の歴史を誇る数少ない会社のひとつです。
近年は静的締固め地盤改良工法(SDP-N工法、SDP-Net工法)、サンドコンパクションパイル工法(SCP工法)の分野において施工実績を着実に積み、大手ゼネコンとの取り組み、海外展開においても実績を残しています。
近年は静的締固め地盤改良工法(SDP-N工法、SDP-Net工法)、サンドコンパクションパイル工法(SCP工法)の分野において施工実績を着実に積み、大手ゼネコンとの取り組み、海外展開においても実績を残しています。

工法一覧
静的締固め地盤改良工法(SDP-N工法、SDP-Net工法)
NETIS登録番号:KTK-210011-A 建設技術審査証明書 第56号 SDP-N工法は、回転駆動装置と強制貫入装置を組合せた回転貫入装置により、軟弱な地盤にケーシングパイプを静的に貫入させ、砂等の中詰材料を圧入し拡径された締固め杭を造成する静的締固め地盤改良工法です。
砂質地盤においては液状化対策として、粘性土地盤においては支持力の増加など地盤の安定性を向上させることができる密度増大工法のひとつです。
また、SDP-Net工法は、従来のSDP-N工法に特殊先端刃を装備することにより、軟弱地盤中に硬い中間層(N値25程度の砂層)があった場合でも、ケーシングパイプの貫入を可能にしました。
砂質地盤においては液状化対策として、粘性土地盤においては支持力の増加など地盤の安定性を向上させることができる密度増大工法のひとつです。
また、SDP-Net工法は、従来のSDP-N工法に特殊先端刃を装備することにより、軟弱地盤中に硬い中間層(N値25程度の砂層)があった場合でも、ケーシングパイプの貫入を可能にしました。
振動式サンドコンパクションパイル工法(SCP工法)
振動式サンドコンパクションパイル工法は、バイブロハンマーの起振力により、軟弱な地盤にケーシングパイプを貫入させ、ケーシングパイプ引き抜き時に砂等の中詰材料を地中に排出し、再度ケーシングパイプを打ち戻すことにより、よく締め固められた締固め杭を造成して原地盤の密度を増大する工法です。
振動式サンドコンパクションパイル工法は、地盤の締固め・補強及び圧密排水などの複数の基本原理を併せ持った工法で、砂質土・粘性土・有機質土などほとんど全ての土質に適用できるため、実績が多い代表的な密度増大工法です。
振動式サンドコンパクションパイル工法は、地盤の締固め・補強及び圧密排水などの複数の基本原理を併せ持った工法で、砂質土・粘性土・有機質土などほとんど全ての土質に適用できるため、実績が多い代表的な密度増大工法です。
サンドドレーン工法(SD工法)
粘土層の圧密現象は数年~数十年の長期に及ぶので、埋立や盛土などを行う場所では圧密期間の短縮が必要となります。軟弱な粘性土地盤に多数の鉛直ドレーンを打設して、圧密排水の水みちをつくり排水距離を短くすることにより、圧密時間を短縮する工法がバーチカルドレーン工法です。
サンドドレーン工法は、バーチカルドレーン工法の一つで、軟弱な粘性土地盤に直径40cm~50cmの砂杭を打設して排水層を設けることにより、排水距離を縮めて粘土層の圧密時間を短縮する工法です。
施工機械は、振動式サンドコンパクションパイル工法又は静的締固め地盤改良工法で使用する施工機を、そのまま使用することができます。
サンドドレーン工法は、バーチカルドレーン工法の一つで、軟弱な粘性土地盤に直径40cm~50cmの砂杭を打設して排水層を設けることにより、排水距離を縮めて粘土層の圧密時間を短縮する工法です。
施工機械は、振動式サンドコンパクションパイル工法又は静的締固め地盤改良工法で使用する施工機を、そのまま使用することができます。
グラベルドレーン工法(GD工法)
砂地盤の液状化は、飽和した砂地盤中で地震動により間隙水圧が上昇するために生じます。グラベルドレーン工法は、地盤中に砕石杭(グラベルドレーン)を築造して、地震時の繰り返し荷重によって飽和地盤中に発生する過剰間隙水圧を、グラベルドレーンを通じて消散させることで、地盤の液状化を防止するものです。
施工機械は、振動式サンドコンパクションパイル工法又は静的締固め地盤改良工法で使用する施工機を、そのまま使用することができます。
施工機械は、振動式サンドコンパクションパイル工法又は静的締固め地盤改良工法で使用する施工機を、そのまま使用することができます。
プレファブリケイティッドバーチカルドレーン工法(PVD工法)
プレファブリケイティッドバーチカルドレーン工法は、バーチカルドレーン工法の一つで、改良原理はサンドドレーン工法と同じです。サンドドレーン工法では砂を使用するのに対して、プレファブリケイティッドバーチカルドレーン工法はプラスチック等で特殊加工された人工ドレーン材を軟弱な粘性土地盤中に打設して圧密促進する工法です。ドレーン材には通常のプラスチックを原料とするものの他に、回収されたプラスチックを再利用したものや、自然条件下で生分解されるものもあります。