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兵庫県立東播工業高校の現場見学会を開催しました
こんにちは、家島建設採用担当のヘンミです。
今回は、先日行った兵庫県立東播工業高等学校 土木科2年生の皆さんを対象とした現場見学会についてお話ししたいと思います。このような見学会は、私たちにとっても大切な機会。建設業のリアルな一面を直接知ってもらえる場です。
普段なかなか見たり体験したりすることのない業界や仕事を身近に感じてもらい、進路を考えるきっかけになれば嬉しいな、という思いを胸に準備しました。
教室での講義からスタート

生徒さんの声を聞いて考えた内容
午前中は、教室での講義からスタートしました。「施工管理技士って何をする仕事なの?」といった疑問から、「仕事のやりがいや危険は?」という不安まで、生徒さんからの事前アンケートを参考にして、テーマを組み立てました。
特に印象的だったのは、当社6年目の施工管理技士で、東播工業高校出身の井澤さんが、自身の経験を交えてお話しした場面です。現場での仕事やプライベートでの過ごし方など、リアルなエピソードを交えたトークに、生徒の皆さんも興味津々。「こんなふうに働くのか」と少しでもイメージが広がっていたらいいな、と思います。
安全の話には真剣な表情
工事現場の安全についてもお話ししました。実際の映像を見ながら、「どのように危険を防ぐのか」「注意すべきポイントはどこか」を具体的に解説すると、生徒さんの目が真剣に。映像の迫力もあってか、現場の責任感や慎重さを感じてもらえたようです。

また、「完全週休二日制と週休二日制って何が違うの?」というような働き方の話題も、興味を持って聞いていただけました。休み方や働き方について知っていただくのは大事だな、と改めて感じた時間でした。
港湾工事の現場を体験!
午後はバスで移動し、尼崎西宮芦屋港の工事現場へ。実際に目の前で行われている工事を見ることで、建設業のスケール感を肌で感じていただくことを目的としています。




この日見学していただいたのは、老朽化した岸壁を撤去して新しい施設を作る工事です。特別な重機「ワイヤーソー」を使ってコンクリートを切り出す作業や、クレーンで撤去された巨大なコンクリートブロックを間近で見ると、自然と「すごい…!」という声が漏れていました。
尼崎西宮芦屋港は、物流や産業活動を支える重要な拠点です。50年以上前に作られた施設が再び安全で使いやすいものになるよう、多くの人が力を合わせています。現場を見て、生徒の皆さんにも、建設業が社会の大きな基盤を支えていることを感じていただけたのではないかと思います。
見学会を終えて感じたこと
今回の見学会を通じて、私たちが伝えたかったのは、建設業のリアルな姿です。仕事のスケールややりがいだけでなく、働く上での工夫や配慮、魅力についても、少しずつ知っていただけたのではないでしょうか。
また、生徒の皆さんが真剣に耳を傾けてくださったことで、私たち自身も改めて「この仕事を次世代に伝えていく意義」を感じました。
最後に
建設業は、社会の基盤をつくり、多くの人々の生活を支える仕事です。その一方で、日々新しい挑戦が求められる面白さもあります。今回の見学会を通じて、そんな建設業の魅力の一端が伝わっていれば嬉しいです。
東播工業高校の皆さん、そして日頃サポートしてくださっている先生方、本当にありがとうございました。これからも、このような機会を通じて多くの方に建設業を身近に感じていただけるよう、工夫を重ねていきたいと思います。
またお会いできる日を楽しみにしています!