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作業船/重機紹介
Ship introduction

2024.12.24

真洋

本船は、350t吊りの旋回式起重機と25㎥の大型グラブバケットを装備した全旋回式起重機兼グラブ浚渫船です。硬土盤グラブバケット(8㎥)や砕岩用重錘(50t)も備え、幅広い海洋工事に対応可能な多機能船です。

RTK-GPS(GS-10)と超音波ソナー(BSP-20Ⅱ)を組み合わせた高精度な施工管理システムを搭載。人工衛星を利用したリアルタイム測位と、深度制御装置による画像化機能を活用し、浚渫作業を的確に管理します。浚渫出来形や位置をリアルタイムで映像化し、工事の精度を徹底的に追求します。

また、狭水道や航路、泊地といった狭隘な作業環境では、投錨不要のスパッド係留方式を採用。付近を航行する船舶への安全性を確保し、退避行動も迅速に行えます。スパッドは自重と最大100tの押下げ力を発揮し、波浪や潮位の変動に自動追随。作業中の船体安定性を高い次元で実現します。

先進の設備と多機能性を兼ね備えた本船は、港湾工事や浚渫工事、さらには砕岩作業において、その能力を最大限に発揮します。